美味しいお茶のためには腸活から

花粉症の季節がはじまりましたね。

 

鼻ぐずぐず、目もムズムズって本当に不快ですよね。

 

 

凍頂烏龍茶や緑茶は花粉症に効くとよく耳にすると思いますが、

 

「アレルギー症状が出ない体質を作る」

 

これができればさらにGoodかなと思います。

 

 

 

腸をケアして身体全体を良い状態にしようと私は今「腸活」しています。

聞いたことがある方も多いと思います。

 

人間の腸は第二の心臓と呼ばれるくらい私たちの身体と心の健康と

深く結びついています。

お腹の調子が悪いと身体全体の倦怠感やイライラ、

もやもやした経験はありませんか?

 

 

外食が続いたり忙しい日が続いたりすると胃腸には

相当なダメージを与えていたりします。

まさに今私が腸活しているのもそんな腸になっていたから。

 

 

ストレスと食生活で腸内には悪玉菌が増えるのですが、

悪玉菌というのは増えると腸がどんどん傷つくのです。

さらに悪玉菌の大好物はなんと砂糖。

脳に「砂糖をおくれ」と指令をだすのです。

 

 

 

白い精製された砂糖には中毒性があるのは皆さんご存知かと思いますが、

これは悪玉菌の仕業でもあるんですね💦

こうなってしまうと人間の体に常在しているカンジダ菌などの悪玉菌が

爆発的に増えてしまい腸はさらに傷だらけ。

 

 

腸内環境が悪化することで免疫力の低下やアレルギーを

引き起こすこともあります。

 

 

というのは、腸には有害物質を体内に入れないようにバリア機能の

働きがあるのですが、そのバリアが壊れアレルギー物質や有害物質が血液を通り

全身に運ばれてしまう、ということなのです。

 

大切な子供たちの身体も守ってあげたいですね。

 

 

 

身体のリセットのために我が家では時々ぷち断食なるものをしています。

断食で一番大事なのは断食後の回復食。

 

 

ここで腸内の善玉菌を増やすために酵素がいっぱいの甘酒や柔らかく炊いた大根、

良質な糖質のおかゆをいただくのですが、これ、本当に調子がいいです。

 

 

 

朝ごはんに甘酒ヨーグルトを人肌に温めて飲んでいますが、身体も温まるし

満足感もあっておすすめですよ。

 

 

健康な身体あってこそ、ご馳走もお茶も美味しくいただけるもの。

 

バランスのとれた食事を意識して健康な身体づくりからはじめてみませんか?

 

 

by甘

紅茶パワーでインフルエンザ予防

 

近年、紅茶の成分、ポリフェノールにインフルエンザの予防と

ウイルスの無力化に効果があると言われています。

 

ポリフェノールの中でもタンニン(渋み成分)類に分類されていている、

「紅茶テアフラビン」という成分です。

 

 

この紅茶テアフラビンは、茶葉の発酵によってタンニンが変化したもので、

・抗酸化作用

・殺菌作用

・抗ウイルス作用

・抗がん作用

といった作用があることで、今注目されています。

 

 

また、ウイルスが細胞に吸着する能力を奪う力があり、

ウイルスの感染を阻害して無力化することが分かっています。

 

ウイルスの働きを食い止める作用が強く、

ウイルスを無力化するまでに要する時間がたったの『15秒』。

 

びっくりやら嬉しいやら。

 

 

紅茶が苦手な方やお子さまには「紅茶でうがい」を取り入れるのも

おすすめですよ。

のどの粘膜を保護してくれるはちみつを入れてもいいですね。

 

我が家の子供たちには、半強制的に、いや、母心で毎日紅茶を水筒に

入れて持たせています。

昨年は予防接種無しでも家族全員乗り切れました。

 

 

インフルエンザが猛威を振るっている近年、

身近なもので日常的に予防したいものですね。

 

・・・と

紅茶の力を述べさせていただきましたが、

紅茶は美味しい!

もっともっと皆さんに飲んでいただきたい。

 

 

それが一番言いたいことでありました。

 

入荷したばかりの紅茶をいただきながら

そんなこと思っています(#^^#)

 

by甘

 

 

 

 

 

感じるお茶を

 

私がお茶の世界にこのたくましい足を踏み入れるまではスーパーの棚に

並んでいるティーバッグの紅茶しか飲んだことはありませんでした。

 

子どもの頃、レモンティーが好きな母がたまに入れてくれた紅茶には、

レモンの輪切りが一枚浮かんでいて、頂き物の角砂糖をひとつ・・・

いや、こっそり二つ入れて(*´艸`*)。美味しかったな・・・。

 

 

今ならレモンティーはこう入れるのが美味しいとか、国産無農薬

のレモンじゃなきゃ、とか。

すっかり口うるさくなったものです。

 

確かに、美味しくお茶を淹れたいと思ったら、水、茶葉、温度、時間・・・

全てに神経を注ぐことでそれは可能になります。

 

 

ただ、「お茶は人が飲むもの」ですから、それだけではダメ。

 

この時間をより良い時間にしたい。

目の前のこの方に喜んでもらいたい。

 

淹れた自分の心はそのままお茶に表れます。

 

まっずーいお茶を淹れてしまうこともあります。

本当に感動するほど美味しく淹れることも出来ます。

 

 

ということは誰にでもとびきり美味しいお茶を淹れることが出来る

ということ。

 

 

紅茶はこう淹れなければいけない、とか中国茶のお作法は、とか

やうんちくからはちょっと離れたところで

お茶というものを感じてほしいなと思って始めたのが甘香茶屋です。

 

 

あの場所であの人と、あんなお話をして楽しかった・・・。

 

その時寄り添ってくれたあのお料理、お茶は本当に美味しかった。

 

食べ物やお茶には、想い出という最大の隠し味が加わることで

その人の人生をより深くする力があります。

 

 

そんなことを教えてくれた母の一杯のレモンティーを思い出して、

いつも美味しいと言ってくれる家族には、溢れそうなくらいの心をこめて

毎日ものづくりしていきたいと思っています。

 

 

さあ、今日はどんなお茶を淹れようかな。

 

 

by甘

効能と効果

 

古来よりお茶は薬として人々の生活に取り入れられていました。

 

中国茶ってからだにいいんでしょう?と良く聞かれます。

かなりざっくりとですが・・・(^^

 

 

「そうなんです!からだにいいですよー!お茶だけでは健康維持できませんが・・・」

とお答えしています(笑)。

 

 

病院で処方されるお薬のように、成分を凝縮させているわけでは

ありませんからお茶一杯でお薬一粒分のようにからだの状態を

変えることはできません。

 

生活の中にお茶をいただく習慣ができると、ゆっくりですが

「あれっ最近調子いいかも。」といった小さな変化に気づきます。

 

 

効能とはそういった状態に持っていく働きであって

効果はその結果です。

 

 

 

日本茶、紅茶、中国茶、ハーブティー・・・世界中には様々なお茶があります。

 

その中でもさらにお茶の種類によって、栽培されている土地によって、

含まれる成分はこれもさまざま。

さらに人によって感じ方も違います。

 

甘香茶屋でも効能から選ぶお茶リストなるものをご用意していますが、

あくまでもそれは迷ったときの参考程度のもの。

 

飲んでみて美味しい、と思うものがいま自分の体や心が欲しいものだったり、

反対に今は欲しくないかも・・・といった感じで体調や気分の違いで飲むお茶も

変わります。

 

 

甘い飲み物は美味しいし魅力的ですが、水分をとるという点からみると、

糖分の取りすぎです。

甘いものをとると一瞬、本当に一瞬しあわせを感じるそうです。

 

怖いのはそれが習慣化してしまうこと。

 

少しならいいのですが、精製された糖分はもう一つ、もう一つ、と

いくらでもほしくなってしまいます。

 

俗に砂糖中毒と言われていますが、甘くないお茶では物足りなく感じるように

なります。

甘い飲み物を水分補給として水代わりにとってはダメです。

 

 

私も甘いもの大大大好きです。

でもそこはぐっとこらえておやつにお茶とともに少しだけ。

 

美味しいお茶は必須ですけどね。(⋈◍)

 

食生活だけでなく生活全般を見直して、そこにお茶をいただく時間がある,

というのが理想。

 

 

お茶は美味しくない、苦い、薄い、つまらない・・・などなど( ;∀;)

(↑書いてて悲しくなった)

 

そんなお茶の印象ががらりと変わるような魅力をお茶の成分からなる効能に、

私なりの体感を添えて皆さんに楽しくお伝えしていきたいと思っています。

 

 

by甘

ブレンドという魔法

以前はブレンドというものに少々抵抗があった私ですが、

今はその魔法のような味わいの虜となっております。

 


 

いつもお話することですが、お茶は農作物ですから、

毎年同じようには出来ません。

 

有名な茶園であっても必ず出来不出来ということがあります。

 

ですから、もう一つ香りがほしいな、とか

ん〜・・・もう一声!みたいな状況に陥ります。

 

そんな時こそブレンドです。

 

ブレンドと言っても何でも混ぜちゃえ、みたいのは意外とダメで。

ちょっとしたお約束のようなルールのような(←同じ(;^_^A)

ものがあるのです。

 

 

もちろん、シングルで美味しくて一番なのですが

力を寄せ合って協力して出来上がる味もいいものです✨

自分の人生に重なってちょっと涙したりして・・・( ;∀;)

 

 

最近では結構思い切った組み合わせもしたりしなかったり(?)

子どもの頃のちょっとした冒険心を思い出すようで楽しいのです。

 

 

ある日の食後のお茶を例にあげたいと思います。


夕飯に鯛の昆布締めを出汁醤油でいただきました。

これは今日は緑茶がいいわ、と棚を見ると・・・お煎茶がない!

ということで玉露を熱湯で淹れるという贅沢をしてみました。

 

ブレンドのポイントの一つに発酵度が近い、という点が

あるのですが、まあ、そこは得意のおきて破りで。

 

ちょっとふわっとほんのり甘い香りがほしいなと思い淹れたのは

 

玉露+黄金桂(烏龍茶)。

 


 

烏龍茶は沸騰した湯でないと香りが立たないので高温で淹れます。

 

黄金桂の甘いミルクを思わせる香りはいつもより長くふくらみ

でも口に含むと緑茶の爽やかな青い香りとのどごし。

 

玉露の強いうま味は少なくなりますが食後でしたのでちょうどいい具合。

飲み込んだ後の残り香からは爽快感。

 

 

甘香茶屋のブレンドラインナップに新しく加わった一煎です。

 

ブレンドのコツはまた次回・・・

 

 

by甘